高い技術力を持つ仲間とともに、お客様の課題と真摯に向き合う日々。
居心地の良い環境でエンジニアとして成長し続けたい。
A.F.
クラウドエンジニア
20代女性
Profile
シンプラインでは先輩社員の教育とサポートを受けながら実績を積み、未経験からリーダーも認めるAWSエンジニアへと成長。
お客様にも表彰されるなど、社内外から厚い信頼を得ている女性エンジニア。
最も達成感を味わえた仕事
今までで一番達成感があった仕事は、お客様が運営する大規模なWebシステムを、オンプレミス環境からクラウドのAWS環境へ移行するというものでした。そのお客様は自社ビルのデータセンターにシステムを作っていたのですが、老朽化に伴い、移転か、ビルの改修か、クラウドへの移行か、という3択を迫られていました。結果的にAWSへの移行を決断され、全てのシステムを移行することになり、私はその内の一つ、通販のWebシステムを担当しました。
当初は、お客様の中にもクラウドに関する漠然とした不安を感じ、移行に難色を示された方々もいらっしゃいました。そのため、AWSに移行するとどう良くなっていくのか、どんな課題があるのか、一つ一つ丁寧に話し合いながら進めていきました。
お客様は異業種で、システムについてもあまりご存じでない方ばかりでしたので、理解しやすく、不安も解消できるようにご説明することを心掛けました。シンプラインの先輩社員から上手な伝え方を教えてもらいながら対応したのですが、中でも「絵にして伝える」というコツを習得できたことは今でも役に立っています。
見積りや提案書を作成するところから設計・構築まで、シンプラインの体制としては主にリーダーと私の二名で担当しました。
お客様に既存システムの特性をヒアリングしながら、AWS上でどのサービスを使って構成していくか等を決めていきました。システム構築にあたり、ネットワーク周りが複雑でしたので、苦労しながら設計したことを覚えています。
本番リリース当日、現場での緊張感にあふれた空気は忘れられません。リリースされた瞬間が、最も達成感を味わえた時だったと思います。
エンジニアとしての苦労とやりがい
クラウドを利用したことがないお客様が一番気にされたのはセキュリティでした。
私たちも注意すべきポイントは理解していても、具体的にどう対策するかを考える段階では悩むことが多いです。セキュリティに関しては一つのミスが重大なインシデントにつながりかねませんので、慎重に進めるようにしました。
それでも、セキュリティ製品を導入したことでネットワークが不安定になってしまったというトラブルがありました。他にも小さなトラブルはいくつかありましたので、その都度調査をしたり、AWSに問い合わせたりして対応しました。もちろんトラブルはないに越したことはありませんが、予期せぬことが起こった時、調査して原因がわかるとやりがいを感じられるので、トラブル対応も苦ではありません。
自分の知見が足りない部分は、インターネットで調べたことを検証し、ナレッジにしていきます。今はまだ技術力が足りないと自覚していますが、新しい知識を身に着けていくことは好きなので、やりがいを持って自己研鑽に努めています。
今後はネットワークについてもっと理解を深めていきたいですし、苦手意識があるデータベースについてもスキルを強化していきたいです。そして、いずれ技術力に自信が持てるようになったら、リーダー職にもチャレンジしたいと思っています。
シンプラインで活躍している社員の特徴
シンプラインでは、芯の通った考えがある上で意見を出せる人が活躍しています。
一人ひとりが声を上げやすく、立場に関係なく意見を聞いてもらえますので、しっかりとした建設的な意見を出せれば、周りも積極的に協力してくれる環境です。
代表が代わり、新代表が会社の理念などを見直したばかりですが、これから新しい理念が社内に浸透していけば、みんなで会社をさらに良い方向へ進めていけると思います。
また、技術力の高い社員が多く、教えることが上手な方も多い印象があります。
たとえば考慮が漏れている点を指摘された時には、解決方法まで教えるのではなく、どう処理をしたら解決できるかは自分自身で考えるように導いてくれました。一から十まで教えてもらうのでは成長につながりませんので、とても勉強になりました。
社内のサポート体制
前代表はエンジニアをとても大事にして下さる方でしたので、私のリーダーは愚痴や不満も前代表によく聞いてもらっていたそうです。同じように私はリーダーに何でも相談させていただいていて、信頼できる人が社内にいることを心強く思っています。
小さな会社のため環境が整っていない部分もありますが、何人もの先輩社員に助けていただいたおかげで、サポートが足りないと感じることはなかったです。新代表も一人ひとりの声に耳を傾けてくれていますので、エンジニアを大事にする会社であるという点は今後も変わらないと思います。
社内のチャットでは、技術のことなど質問や相談がいつでもできるようになっていますが、性格からか、こんなことを聞いてよいのだろうかと思ってしまい、聞きづらい時もあります。同じ現場にいない人とも普段から関係性ができていて、気楽に話せるような関係になっていれば、もう少し聞きやすくなるかもしれません。
最近はオフラインでの全体会を開催するなど、社内全体でコミュニケーションの活性化に取り組んでいますので、リモートワーク中心のシンプラインでも仲間意識がより強くなることを期待しています。
働きやすい環境
シンプラインは私にとって、とても居心地が良い環境です。
何もかもが厳格に決められているわけではなく、ある程度の柔軟性や自由度があるからだと思います。当然きちんとした指針がある上でのことですが、決められたルールに縛られてばかりいると息苦しく感じるので、そうでない方が私は働きやすいです。
また、案件によるとは言え、多くの方はリモート勤務かつフレックスタイム制ですので、働き方の自由度が高いです。それぞれの生活に合わせて働ける場合が多いのは、メリットだと思います。
私の場合はお客様先へ出社する頻度も高いのですが、リモートワークにはそれほどこだわっていないため特に気になりません。個人的には、対面での打合せでコミュニケーションを取れた方が安心できるところがあります。
女性エンジニアだからと言って、困ったことや悩みを感じたことも特にありません。夜勤に入らないように気を遣っていただいたことはありますが、むしろエンジニアとして対等に接していただけた方が嬉しいです。
育児に関する目的で利用できる休暇制度なども整っていますので、女性に限らず男性でも、家庭も大事にしながら働ける環境だと思います。