こんにちはmollyです。
前回のXenServer6.5へXenCenterから接続+Zabbix2.4で監視する①の続きになります。
1. XenCenter(Windows専用GUI)をインストールする
・XenServer6.5へXenCenterから接続+Zabbix2.4で監視する①の最初にダウンロードした
”XenServer-6.5.0-xenserver.org-install-cd.iso”をダブルクリックすると、
ローカルPCの[スタート]→[コンピュータ]で以下のようにXenServerがBD-ROMドライブとして表示されます。
・「BD-ROM ドライブ(E:)XenServer-6.5.0」→「client_install」と開き、「XenCenterSetup.exe」というアプリケーションを選択すると以下のようなセットアップウィザードが表示されます。そして[Next]をクリック。
・XenCenterをどこに置くか、XenCenterを誰が使用するかを決定し、[Next]をクリック。
(インストール作業者のみでなく、全員が利用できるようにする場合はAll Usersを選択します)
・画面が切り替わって[Install]をクリックすると、インストールが始まります。インストールが終わったら[Finish]を押してセットアップウィザードを閉じます。
2. XenCenterを利用してXenServerへ接続する
・Windows画面左下の[スタート]から「citrix」と検索するとXenCenterが出ます。
・XenCenterを選択すると以下の画面が表示されます。
・画面中央の[ADD a server]を選択すると以下の画面が表示されるので接続先のXenServerの情報を入力して[Add]をクリックします。(XenServerのネットワーク設定が出来ているかチェックしておく)
・接続できました。
3. XenServerにZabbixエージェントをインストール/設定する
・まずXenServerにSSHで接続します。
・SSHで接続できたら以下のコマンドでzabbix-agentのリポジトリを登録します。
rpm -ihv http://repo.zabbix.com/zabbix/2.4/rhel/5/x86_64/zabbix-release-2.4-1.el5.noarch.rpm
・次に以下のコマンドでzabbix-agentをインストールします。
yum install zabbix-agent --disablerepo=citrix,base,epel
◆/etc/zabbix/zabbix_agentd.confの中を編集
Zabbixサーバーを指定 Server=192.168.XX.XX Zabbix サーバーを指定 ServerActive=192.168.XX.XX XenServerのホスト名を指定 Hostname=test-XenServer
◆zabbix-agentの起動と自動起動設定
service zabbix-agent start chkconfig zabbix-agent on
◆XenServerのポートの開放
zabbixと通信するにはデフォルトで10050ポートを使用する為、10050ポートを開放します。
/etc/sysconfig/iptablesの中に以下の一文を追加 -A RH-Firewall-1-INPUT -m conntrack --ctstate NEW -m tcp -p tcp --dport 10050 -j ACCEPT 追加したらiptablesを再起動します /etc/init.d/iptables restart
4. Zabbixサーバのブラウザ上で設定する
・zabbixサーバのダッシュボードにアクセスし、[設定]→[ホスト]→[ホスト作成]を選択します。
「ホスト」タブで以下のように設定します。(例)
【ホスト名】XenServer
【所属グループ】Virtual machines
【エージェントのインターフェース】IPアドレス/ポート10050
・「テンプレート」タブで[Template OS Linux]を選択し、そこまで設定したら一旦[追加]します。
・テンプレートまで設定すればグラフが自動で出来るのでそれらでスクリーンを作成すればXenServerに関するグラフを一気に見ることが出来ます。
長々と書いてきましたが以上になります。
AWSはまったく関係のない記事でしたがXenAppやXendesktopがバージョン7.5からAWSでも使えるようになったみたいなので、そちらもキャッチアップ出来たら挑戦してみたいと思います。
ありがとうございました。