初めまして、Aritaです。
初心者ながらせっかくブログ更新の機会を頂いたので、
Azureのお話しを書いてみたいと思います。
AWSでなくてすみません。

駆け出し技術者として、Active Directoryの研修をしてみたかったので、
Azureアカウントを作ってみました。

諸事情によりほとんどキャプチャが用意できませんでしたが、
新ポータルから完全GUIで行ったDHCPとDNSの固定等々を、
当時のことを思い出しながら連ねてみます。

 
1.Azureの新Portalにログイン

2.まずは仮想NWを作ります
・Azure新Portalから【新規】→【ネットワーキング】→【仮想ネットワーク】の順に選択。
・デプロイモデルは【クラシック】を選択。
・【名前】(仮想NW名)→【アドレス空間】(DHCP範囲)→【サブネット名】→【サブネットアドレス 範囲】
→【リソースグループ】の順に設定。

 

shinki

 

3.メインサーバを作ります
・【新規】→【Virtual Machines】→【任意のOS】を選択。
・デプロイモデルは【クラシック】を選択。
・その後の設定で【リソース】【NW】【サブネット名】は、仮想NW作成時のものを指定。
・プライベートIPは”静的”として指定。
・パブリックIPは”静的”に取得。

mashine

 

4.メインサーバをドメインコントローラに昇格します
・メインサーバを起動し、”Active Directoryドメインサービス”と、”DNSサーバ”をインストール。
・インストール後サーバ再起動を実施し、当サーバをドメインコントローラーに昇格。
※あらかじめここでClient用AD Userを作成しておくことをお勧めします。※

 

5.DNSサーバをdefaultからメインサーバに書き換えます
・メインサーバよりDNSサービスが正常に稼働していることを確認。
・Azure Portalに戻り、【すべてのリソース】→【(作成した仮想NW名)】→【すべての設定】→【DNSサーバ】の順に選択。
・既存のDNSサーバを削除し、【DNSサーバの追加】にメインサーバのプライベートIPを指定。
DNS

 

6.Clientを作成します
・【新規】→【Virtual Machines】→【任意のOS】を選択。
・デプロイモデルは【クラシック】を選択。
・その後の設定で【リソース】【NW】【サブネット名】は、仮想NW作成時のものを指定。
・プライベートIPは今回は”動的”で設定。
※ちなみに、今回は無料アカウント使用のため、Clientもwindows server2012 R2を使用しました。

7.Clientをドメイン参加させます
・Clientを起動し、ワークグループをドメインに書き換えます。
・コントロールパネル(もしくはサーバマネージャー)より、
リモートデスクトップ接続を”有効”にします。※重要※
・コントロールパネルのユーザーアカウントより、
【他のユーザーにこのコンピューターへの接続を許可】から、
今回該当Clientに登録したDomain Userを追加します。※重要※

8.Clientを再起動し、登録したDomain Userでログインできれば成功です

 

 

ADの冗長化や仮想ストレージ割り当て等もチャレンジしたのですが、
長くなるので割愛します。

慣れてしまえば何でもない操作ですが、私の様なCloud初心者がやると、
VMからDHCP/DNSを固定してアクセス出来なくなる、
リモートデスクトップを有効にし忘れる、Domain Userのアクセスを許可し忘れる等、
各種要因で潰したサーバは数知れず・・・。

 
それでも、Windows Azureは初月無料で使えるので、
興味のある方は是非遊んでみて下さい。
私のようにサーバを10数台立てまくっても、少なくとも半月はもつようです。

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