Windows 10 Technical Previewが公開されたのでダウンロードした。
ISOは英語か簡体字中国語かポルトガル語(ブラジル)かしかないので、英語64ビットをダウンロードしてVirtualBox 4.3.12にインストールしてみたが、普通に動いているように見える。
VirtualBoxのOSのバージョン選択は「Windows 8.1 (64 bit)」を選んだ。CPU1コア、メモリ2GBでまれに引っかかりを感じるが概ね問題ない。
インストール画面も最初の設定も8.1と比べて特に変わったところはない、と思う。8.1のものを正しく覚えているわけではないが。
とりあえず8以降をインストールしたことがあれば特に迷うことはないだろう。
英語版だが、時刻表記などのロケールやキーボードは日本のものを選ぶことができる。IMEもある。
ビルド番号は9841である。内部バージョンは6.4.9841になっている。
インストール直後でストレージは9.30GB使われていた。
今のところプロダクトキーは入力する必要はなかった。
ちょっと使ってみたけど、以下のような感じ。
- スタートメニューは報道の通り、7までのものの右側に8のスタート画面をひっ付けたようなものになっている。7までのようにスタートメニュー内でシャットダウンできるようになった。
- 8では右下隅に合わせてもチャームが出てこない。左上隅のウィンドウ切り替えもだ。これまで左上隅の切り替えを使わないと切り替えできなかったようなPC設定なんかは普通のウィンドウとして×で閉じることとか_で最小化することとかができるようになっている。なおチャームはWindows+Cで出てくる。これは8などと同じ。
- IEはまだ11だった。
- PowerShellは5になっている。
- コマンドプロンプトが右クリックでペーストできるようになっている。コピーは範囲を選択して右クリックだ。今のPowerShellと同じ挙動。IMEを有効にして入力すると文字化けする。メモ帳やPowerShellでは問題なく日本語文字が入力できるのだが。
- スタートボタンの右隣はコンピュータ内の検索ボタン、その右隣に仮想デスクトップボタン。仮想デスクトップはだいたい想定通りに機能してくれる。
- VirtualBoxのGuestAdditionsのインストールは失敗した。
- ChocolateyをPowerShellでインストールするのは上手く行かなくて、コマンドプロンプトでインストールするのは上手く行った。Chocolateyを使ってFirefoxおよびGoogle Chromeをインストールできることは確認した。
- AnsibleでWindowsを操作する準備をするは問題なく成功した。
2014-10-12追記: VirtualBox 4.3.18上にもWindows 10 Technical Previewはインストールできた(私は確認していないが4.3.14や4.3.16では失敗するらしい)。しかしGuestAdditionsはまだインストール時にエラーになってインストールできていない。