社内研修として、VMware上でのMSFC構築を行うにあたって、
共有ディスクの用意でつまずきました。
どうしようかと調べてみると、NFSやらSANなど、なにかと敷居が高い。
そこで、VMに接続されている仮想HDDを共有ディスクにできたら
一番簡単だし、GUIだけで済ませたいし、と思い試した結果を書きます。
◆共有ディスクの作成
共有用の仮想HDDをこんな感じで作ってあげる。
VM間でディスクを共有するためには、SCSIバスの共有を「物理」にする必要があるけれど、
・シック プロビジョニング(Eager Zeroed)以外のプロビジョニング
・システムドライブの仮想HDDに接続されているSCSIコントローラを「物理」にする
の場合は、VM自体が起動できなかった。。。
なので、仮想デバイスノードのSCSI IDを変えて作ってあげて、
今作った仮想HDDに対応する新規SCSIコントローラの方を「物理」にする。
共有するVM側でも仮想HDDを作ります。
ただし、こっちは「既存のディスクを使用」でさっき作った仮想HDDを選択する。
SCSI IDを変えて、新規SCSIコントローラで「物理」にするのは忘れない。
VMを起動したら、仮想HDDを使える状態にするため、
ディスクの管理からフォーマットして、シンプルボリュームを作ってあげる。
共有するVM側でも、ディスクの管理から仮想HDDをオンラインにすると、
フォーマット済みの状態で認識される。
MSFC組んでも、ちゃんと共有ディスクとして認識されたので、ひとまず問題ないかな。
ここまでにしておきます。