batchiです。
前回はS3での静的ウェブサイトホスティングの
必要最低限の部分だけを試したので、
今回は少しだけ深く掘ってみることにします。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/dev/website-hosting-custom-domain-walkthrough.html
今回もドキュメントはあまり見る気がしないので、
行き当たりばったりでチャレンジします。
用意するもの
独自ドメイン | 取得しましょう。 お名前.comでもよし。Route53で取得するも良し。 |
S3バケットその1 | コンテンツをホスティングする用です。 |
S3バケットその2 | リダイレクトする用です。 |
Route53 | 用意というか、設定します。 |
1.独自ドメインの取得
ドメインの取得には少額の料金がかかるのが一般的ですが、
それすらケチりたかったので、今回は下記のサイトを利用します。
http://www.dot.tk/ja/index.html
あらかじめアカウント作成を済ませておくと楽かもしれません。
今回は「batchi.tk」というドメインを無料で取得しました。
無料だといくつか制限はありますが、検証には十分です。
登録時にIPアドレスの入力が必要な箇所がありますが、
いったん適当な数字を入れておきました。
2.S3バケットの作成その1
取得したドメインと同じ名前のバケット「batchi.tk」を作成します。
バケット名とドメイン名が一致していないと、後のRoute53の設定でつまずきます。
前回の記事に倣って、下記の設定を行います。
- 静的ウェブサイトホスティングの有効化
- インデックスドキュメントのアップロード
- バケットポリシーの追加
3.Route53の設定
3.1.ホストゾーンの作成
[Create Hosted Zone]より、新規ホストゾーン「batchi.tk」を作成します。
Typeは「Public Hosted Zone」を選択します。
3.2.ネームサーバの確認
ホストゾーンを作成すると、元からType「NS」と「SOA」のレコードが作成されています。
Type「NS」のValueに記載されているサーバが後ほど必要になるので、控えておきます。
3.3.エイリアスレコードの追加
[Create Record Set]より、新規レコードを追加します。
Name | (何も入力しない) |
Type | A – IPv4 address |
Alias | yes |
Alias Target | 作成したバケットを選択 |
ここで、Alias Targetでは選択肢がプルダウンで表示されるのですが、
バケット名がドメイン名と同一でないと候補に現れないのでした。
4.ネームサーバの設定
Route53でドメインを取得した場合はこの工程は不要になります。
今回はドットTKのサイトでドメイン取得しているので、
ドットTKのサイト上で設定を行います。
サインアップ後、下記のように画面遷移します。
[Domains] – [My Domains]
→[Manage Domain]
→[Management Tools] – [Nameservers]
工程3.2.で控えておいたネームサーバの情報を入力していきます。
末尾の「.(ドット)」をそのまま入れるとエラーになるので除外してください。
5.確認
4.の設定を行ってから、実際に反映されるまでに数分かかるので、
少し時間を置いてから確認してみます。
http://batchi.tkにアクセスすると…
設定しておいたインデックスドキュメントが表示されました。
続く。
ひとまずアクセス出来たのだから良くない?
と思いつつも、リダイレクト設定が入れられていないので、
次回そこの部分について記します。
ひとまずこちらからは以上です。