構成を考える
今回、技術向上を目的として実験的にWEBサーバーと、関連するサービスを構築していく。
図の表記 | 説明 |
---|---|
サーバー① | プロキシサーバー。サーバー②がインターネットに出る際に経由する |
サーバー② | WEBサーバー。Apacheを動かす |
ELB | サーバー②とクライアントの間でやり取りする |
S3バケット | 各サーバーにマウントし、ログなど再度サーバー内で参照しないようなデータを保存する。 |
サーバー①
・Amazon Linux2
・squid Version 3.5.20 (プロキシOSS)
・fuse
・goland
・git
・goofys
サーバー②
・Amazon Linux2
・Apache 2.4
・fuse
・goland
・git
・goofys
※ELB用の証明書登録、S3へのアクセスのためのIAMロール作成は省略する。
構築
セキュリティグループの作成
各サーバー、ELBに割り当てるセキュリティグループ(以降、SGと表記する)を作成する。
作成するSGの名前と内容は以下のようにサーバー、およびELBと対応させる。
サーバー①:server1SG
インバウンド:server2
アウトバウンド:0.0.0.0
サーバー②:server2SG
インバウンド:ELBSG
アウトバウンド:server1
ELB:ELBSG
インバウンド:0.0.0.0
アウトバウンド:0.0.0.0
サブネットの作成
図通りに、ELB、サーバー①用のパブリックサブネット、サーバー②用のプライベートサブネットを作成する。
S3バケットの作成
マネジメントコンソール画面上でS3バケットを作成する。
インスタンスの作成
マネジメントコンソール画面上でサーバー①、サーバー②のインスタンスをそれぞれ作成する。
インスタンスタイプ、EBSボリュームは初期状態で作成する。
ターゲットグループの作成
マネジメントコンソール画面上でターゲットグループを作成する。
サーバー②を登録インスタンスとし、プロトコルはHTTPで作成する。
ELBの作成
作成したターゲットグループをデフォルトの転送先に指定して、ELBを作成する。
OSの設定、パッケージのインストール
サーバー①にて、プロキシサーバーを先に作成する。
サーバー①が作成できたのちにサーバー②にてサーバー①経由の通信でパッケージのインストールを試みる。
今回は、profileでの設定ではなく、yumやgitなどそれぞれの設定でプロキシサーバーを経由する設定を試みる。
検証編へ
実際の構築の様子や、使用したコマンドについては【検証編】にて紹介する。
参考
go getのプロキシ設定
https://qiita.com/reud/items/e135b5ccb666a39b5b25
Apache
https://weblabo.oscasierra.net/apache-installing-apache24-yum-centos7-1/