はじめに
クラウドシステムの学習を進めるにあたって、LinuxOSの知識も必要と感じた為に資格勉強をしました。
LinuCとは
Linuxの認定試験を実施している法人、「LPI-Japan」が独自に作成したテストです。
LPIC試験を日本市場に適用した試験が「LinuC」となります。
現在は、バージョン4.0としてLPICを踏襲した試験となっておりますが、
2020年から4月1日からバージョン10.0が登場して試験問題が大幅に改定されております。
参考:新しいLinux試験「LinuC」とは?LPIC資格の保有者こそ要チェック!
尚、2021年3月31日までは、バージョン4.0を受ける事が出来るので、
対策本が豊富なバージョン4.0で取得しておく方が良いかと考えます。
参考:Pearson VUE
ちなみにLPICの方が広く認知されている資格になる事と、
まだピアソンから受験する事が可能です。
そして「LPICとLinuCは別の試験になる」ので注意してください。
LPICの場合は、5.0バージョンになります。
そちらを踏まえた上で学習教材を参考にしてください。
参考:LPICはまだ日本で受験できる?既に取得している資格はどうなる?
合格点
101 Exam 720点
102 Exam 640点
学習教材
No. | 教材名 | 内容 |
---|---|---|
1 | Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応 | LinuCにも対応している通称「赤本」です。試験範囲が網羅されています。LPICの場合、5.0バージョンが発行されています。 |
2 | 1週間でLPICの基礎が学べる本 第2版 (徹底攻略) | Linux初学者にとって赤本は少しハードルが高い印象があります。その為、入門書としては最適な資料です。現在は第3版が発行されておりますので、注意。 |
3 | Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version4.0対応 | 問題を解きながら理解を深める事が出来る参考書です。試験に受かる為ならこの本だけで良いのではと思いました…こちらもLPICでは5.0バージョンが発行されています。 |
学習方法
「問題集を理解するまで周回する」
Level1の場合、問題集を解くだけで合格できると思います。
教材No.3の「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」です。
問題集の内容を理解出来ずにストレスを感じる人は赤本を読んだ後に問題集を読んでも良いと思いますが、
個人的には「問題集を3回程度」繰り返すだけでも合格圏内に達する事が可能と思いました。
「コマンドと設定ファイルのパスは丸暗記する」
Linucは思った以上に記述問題が多いですが、コマンドや設定ファイルのパスを覚えておくだけで、
10問以上は取れると思いました。また複数選択肢の問題だとオプション指定まで聞いてくるので、
問題集に登場する範囲を暗記しておくだけで簡単に点数が取れます。
「ネットワークの基本知識は押さえる」
試験に出ますし基本的なTCP/IPの知識だけ知っておけば簡単に点数が取れます。
楽して試験に受かる為にネットワークの問題は押さえておいた方が良いです。
振り返り
AWS試験の認定試験を通してベンダー資格に慣れたせいか非常に簡単に感じました。
102に関しては20分で終わりました。それ位、余裕を持って挑むことが出来ました。
教材3の「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 VersionN.N対応」に書いてる事だけ覚えておけば絶対に受かります。本番問題にも似た出題がされます。
黒本の問題集はお勧めしません。
黒本買うならスピードマスターを絶対に買った方が良いです!!!!!
私は回し者では無いですが、「本当にスピードマスターは優秀です」
と言ってしまう位、素晴らしい教材です。
Udemy等のオンライン教材は試していないので、色んな方の意見を参考にしてみて下さい。