はじめに
AWSのRoute53の機能を学習している際にDNSの仕組みを忘れているなと感じていた為、
改めて基礎を振り返りました。
DNS(Domain Name System)
ドメイン名とIPアドレスの対応付けを管理するシステム。
WEBページのアクセスやメールサーバへの送信等に利用されている。
ドメイン
人間が理解しやすい文字列
例:WEBページをアクセスする際に指定されるURLの「Sample…」以降の文字列。
http://sampledayo〇.co.jp
IPアドレス
コンピュータ上の住所の様な物
コンピュータ(ホスト)通信を特定する為のアドレス
117.177.117.177
上記の通り、普段は分かりやすいドメインを使用してコンピュータが検索する際には、
ドメイン名から理解出来るIPアドレスへと変換してくれる便利な機能がDNSとなります。
名前解決
DNSサービスの利用者の要求を元にドメイン名からIPアドレスを検索して特定する事。
(正引きの場合)
正引き・逆引き
DNSの検索方法を指します。
正引き
ドメイン名からIPアドレスを検索する事
逆引き
IPアドレスからドメイン名を検索する事
サブドメイン
ドメイン内に含まれる別のドメイン
※どこの事を指しているか分かりにくいので下に例を書いておきます。
ルートドメイン
名前の通り最上位のドメイン
通常、省略されている事が多いがドメイン名の末尾に「.」が存在しており、
これがルートドメインである。
ここでドメインについて改めてまとめますと、
例:http://sampledayo〇.co.jp.の場合
sampledayo〇.co.jp. がドメイン(全体)
jpの右にある「.」がルートドメイン
jpはルードドメインのサブドメイン
coはルートドメイン、jpのサブドメイン
sampledayoはルートドメイン、jpおよびcoのサブドメイン
となります。
最後に
実際の名前解決の仕組みや組織化による分散管理、委任、DNSで利用されるリソースレコードタイプあたりは、投稿出来ればと思っています。