スタッフAです。

最近知って驚いたのですが、
この世に小人は存在しないのだそうです。
 
寝てる間に靴を縫いあげてくれるという小人に
早く会ってみたいと思っていたのですが、
あれはフィクションなのだそうです。

完全に騙された気分です。

*

となると、
道端に落ちているゴミを拾ってくれる小人も、
溜まった書類をシュレッダーにかけてくれる小人も、
流しに放置された湯のみを洗ってくれる小人も、
諸々の必要な手続きを済ませておいてくれる小人もいないということで、

 
のみならず、
希望にぴったりの仕事を持ってきてくれる小人も、
お客さんとの間で懸念事項の洗い出しをしておいてくれる小人も、
(主に物理的な意味でない)快適な職場環境を整えてくれる小人も、
自身の進むべき道を示してくれる小人もいないというわけで、

あらゆる裏側では、
(時に自身を含めた)誰かしら生身の人間の労力が発生し、
それによって物事が成り立っているということに思い至ります。

**

それを踏まえた僕のリアクションとしては、

ありがてぇなぁ、ありがてぇなぁ、
という思いと、

もう少し(比喩としての)小人に任せられる部分はないのかなぁ、
という思いと、

誰かにとっての(直接的な)小人にはなりたくないなぁ、
という思いと、

ただ最終的には誰しもが誰がしかの小人になるんだなぁ、
という思いと、

それはそうとして世界中探したら30体くらいは小人が実在するんじゃないかなぁ、
という思いが、

1:1:1:1:6くらいで現れます。

実際に裏側でいろいろうまいことやってくれる小人は実在しなくても、
例えば(有効な)ルール決めであったり、
あるいはプログラム等による自動化であったりと、

仮想的な小人を作り上げることができたら、
なんか、
なんかいい感じになるんじゃないかなぁと思いました。

****

…という文章が、
朝起きたらテキストファイルに書き出してありました。

自分で書いた覚えはないので、
きっと小人が書いてくれたのだと思います。

歩きスマホをしている人を見た時は、

“自身の脳内と所作に欠落しているスマートさを、
手元のフォンをいじることで補おうとしているのかな?お気の毒に。”

と心のなかで思うことにしている。

…という内容がびっしり書かれたテキストも一緒に置いてありましたが、
そちらを採用するのはやめておきました。

小人め。

こちらからは以上です。

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