2016年のリオ五輪で、日本が獲得したメダル総数が、
史上最多となったようです。
日本人が世界TOPレベルでも全く引けを取らずに通用する事を
証明した結果になりましたね。

20年前など、まだ私が小さい頃は日本が多種目で世界と戦える。
そんな事は夢物語だったと幼心に記憶しています。

今回、特に驚いたのは、
男子100m×4の陸上リレー。

男子リレーは個々の力は平均か平均以下にも関わらず、結果として2位。
単純に考えたら、あり得ない結果です。
個々で勝てないなら、個々以外の部分を磨いて勝つ。
勝つ希望を捨てず、ひとつのポイントに特化して強化する。
そのポイントも、その事象においてボトルネックとなる部分に絞る。

リレーにおけるボトルネックは、バトンの受け渡し部分。
この部分を的確に見極め、極めた結果が銀メダルだったといっても過言ではないでしょう。

この教訓は仕事にも通じるものがあると思います。
成功するために、事象を細分化し、ボトルネックとなる部分を抽出する。
そして、そのボトルネックを集中的に改善・攻略していく。
口で言うのは簡単ですが、中々一つに絞ることや集中的に改善する事は難しい。

なぜなら、
更に一つに絞って改善した結果が、思うように行かなかった時にどうしよう。。。
と不安になり、保険を掛けたくなるのが人間だから。(私独自の解釈です)

この不安と向き合い、意志を貫けた時、
きっと日本の銀メダルのように道が拓けるんでしょうね。

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