みなさんこんばんは。

うだるような暑さの中、
「心頭滅却すれば…」とひたすら心中で唱え続けているスタッフAです。

ここのところ、資料作成の業務を任されることが多くなりました。
プリセールスの際にお客様への提案資料として使うものです。

決して唯一解が出てくる業務ではないので、
慣れていないことも相まってずいぶんと苦労しました。

そんな経験を経て得た教訓として、
「自分一人で完結させない」というものがあります。

簡単に言えば「レビューってすごく大事」ということです。
   
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資料作成の材料のためにさまざまな情報を集めます。
ここまでは簡単です。

集めた材料を取捨選択して数枚の資料にまとめます。
ここはそれなりに大変です。
(いや、個人的には”かなり”大変でした)

まとめた結果ひとまずは見栄えのする資料ができ、
自分自身でもなんとなく分かった気になります。

ここで作成した資料を第三者にレビューしてもらうと、
次々とボロが出てきます。

情報をつぎはぎして文章を整えたつもりでも、

「この資料で何を伝えたいのか?」
「この箇所はどういう意味なのか?」

という質問で答えに窮してしまうのです。
   
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資料作成で大事なのは「資料を完成させること」ではなく、
「その資料でお客様に何を伝えたいのか」です。

レビュー相手にすら内容が伝わらないのであれば、
お客様に見せても伝わりません。

相手に伝わる資料を作るために、、
表面的な言葉だけでなくきちんと内容を理解し、
それを自分なりの言葉で置き換えることが肝要であると感じました。
   
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上述した点の他にも、
新たな視点からアイディアがもらえるといった点でもレビューは大事です。

個人的な指向として自分ひとりで仕事を完結させたがる傾向があるので、
うまく他者の力を借りながら業務を進めていこうと思った夏の夜でした。

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