頭が良くなりたいなぁ、という、
頭の悪い思念をしばしば胸中で発現させています。

スタッフAです。
 
「頭の悪い」という形容詞をつけたのは、

“「頭の良い人になりたい」という言い方でないと日本語として変”、
とかそういった意味ではなく。
 
「脚が速くなりたいので頑張ってます!」と言われたら、
「あぁ、走りこみとかのトレーニングをしてるんだな」と思うし、
 
「高い声を出せるようになりたいので頑張ってます!」と言われたら、
「あぁ、カラオケとかで発声トレーニングしてるんだな」と思いますが、
 
「頭が良くなりたいので頑張ってます!」と言われたら、
「あぁ?抽象的すぎてわかんねーよ濡れぶきん眉間にこすりつけるぞ」
という感想を抱いてしまう、という意味です。

*

記憶力、注意力、処理スピード、思考の柔軟性、知識量、想像力etc…と
「頭の良さ」カテゴリに属する要素が無数にあって、

それらが様々な比率で複合されることで、
「説明の上手い人」とか「計算問題の得意な人」といった、
「頭の良い人」の具体例が形成されます。
 
「○○になりたいなぁ」というのであれば、
この具体的に落とし込んだレベルで設定すべきということです。
 
また、漠然と「頭の良い人」に囲まれるとものすごく凹みますが、

「持って生まれた脳の演算能力が高い人」ではなくて、
「業務によって裏打ちされた経験が豊富な人」達なんだよなぁ、
といった認識をし直すと、

「じゃあなるべく早くそうなれるように頑張ろう」
という発想に切り替えられたりもします。

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最後に、僕のなりたい「頭の良い人」は
「相手の意図を正確に汲みとって、正確に伝わる回答ができる人」で、

それには「聞く能力」と「考える能力」と「話す能力」はもちろん、
「知識量」がないと守備範囲が狭くなってしまうので、
まずはそこを重点的に頑張ろう、と考えています。

残念ながら今は、相手が「そういう意図じゃないんだけど」
となってしまうケースもあるので、
「じゃあもう少し言い方を工夫をしろよ濡れぶきんこめかみにこすりつけるぞ」
と思いながら、日々を過ごしております。

こちらからは以上です。

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