スAタッフです。

「イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ」
という本をチラ見しました。
 
割と冒頭で飽きてしまったのですが、
ひとまずキャリアに関することが書き連ねられているようです。
 
* * *
 
その中で面白いと思ったのが、
誘因(インセンティブ)と動機づけ(モチベーション)という2つの概念。
 
人を動かすのはインセンティブ(報酬)のみである、という誘因理論は、
ボランティアに携わる人達のことを考えた時に不整合が起きる。
(彼らのモチベーションは金銭的なインセンティブに左右されないから)
 
より実態に即した理論として二要因理論(モチベーション理論)が挙げられ、
それは2つの要因からなる理論である。
 
・衛生要因
・動機付け要因
 
特に面白いと思ったのが前者の「衛生要因」で、
これは「衛生」を語源にしているそう。
 
どういうことかというと…
 
「衛生状態が悪ければ健康を害するが、
 衛生状態が良くても健康を増進させることにはならない 。」
 
それと同様に、
 
「衛生要因が満たされていないと不満に感じるが、
 衛生要因が満たされていてもそれで満足には感じない。」
 
ということらしい。
 
具体的には、職場環境、対人関係、給与などが衛生要因として挙げられる。
 
これらについていえば、
「不満である」の反対語は「不満ではない」であって、
「満足している」にはならないそうな。

(いや、でも給料が低ければ不満になるけど、
 給料が高い場合「満足している」になり得る気がするから、
 とすると「給料に満足していること」は「動機づけ理論における満足」とは別物だよ、
 みたいなことが書いてあったのかもしれない。)
(あるいは、そのままずばり、
 給料に「満足する」なんて状態は無いと書いてあったのかもしれない。忘れた)

 
反対に「動機づけ要因」には、
成長、達成、承認、責任などが含まれ、
「満足である」か「満足ではない」のゲージを行き来するだけだとか。
 
* * *
 
自分が普段どんなモチベーションに突き動かされているのかを考えてみると、
「そうかぁ。」と思ったりします。

自分にとっての動機づけ要因ってなんだろうな、と思ったりしてます。

なにはともあれ、

 
効率的な仕事ぶり、充実した私生活、
 

を、

目指して頑張りたいと思います。

以上です。
元気です。

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