インタビュー!今回は、今年発足した”請負チーム”のインタビューをお届けします!
※写真左から白川、重見、竹内


――まずはみなさん、それぞれSEとしての経歴を簡単にお願いします!
(重見)
実は私、もともと航空自衛官だったんです。3年半程、航空機の運用に携わっていました。この時期に得たフェイルセーフ志向な考え方と筋肉は今でも役に立っています。笑
SEとしてはネットワークエンジニアがキャリアのスタートです。キャリア向けにL3スイッチを納入したり、公共機関向けの専用線サービスを展開したり。特にTCP/IPの基礎知識は、今でもとても役立っていますね。

その後はSIer様常駐にてWeb系サーバーエンジニア。AWSを基盤としたWebアプリ構築プロジェクトのメンバーとして、CDNからWeb, AP, Batchサーバー周りの設計構築に関わりました。
NW→SV→インフラ全般の設計構築と携われた為、サーバーエンジニアとして飛躍的に成長出来ました。
直近では某小売りユーザー企業常駐でWebアプリのグローバル展開プロジェクトのメンバーとして、インフラ構成管理ツールでインフラの構築・保守を行っています。
こちらもインフラはAWSです。インフラのコード管理やコンテナ、イミュータブルインフラストラクチャといった技術・概念に触れることで、クラウドネイティブなアーキテクチャに関する経験を積めました。

今年に入ってからは、請負チームのリーダーとして主にチーム立ち上げ業務に従事しています。3月まではSES現場との二足のわらじ状態なので、チームマネジメントや戦略レベルの意思決定の難しさを痛感しています。

(白川)
シンプラインに入社してから4年半強は、監視運用担当として1600台程のサーバをSitescopeにて監視していました。Windowsメインの環境ですが、LinuxやAIXもあったと思います。24h365dのシフト勤務だったことも辛かったですが、何よりDR環境の監視を消してしまったときは一番青ざめました…。

その後は某ECサイトの運用を1年弱担当しました。運用だけでなくDCの移設PJにも計画立案から携わらせていただき、運用部門の取りまとめも実施しました。移設中は終電で帰ることがほとんどでしたが、お客様に評価いただいたりメンバーに頼られることが多かったので、かなり報われたと思います。

直近の案件では200程のお客様向けのAWS運用を担当しました。ここでは従来と異なりGUIだけでなくCLIでのオペレーションや、Cloudformationの導入推進もしました。

(竹内)
僕はもともと金融系のお客様で、AWS基盤の制御スクリプト作成やその他もろもろの支援をしていました。1年間で100本近くもスクリプトを書いたり。笑
かなり大変でしたが、本番環境でスクリプトが正常に動いた瞬間、心の中でガッツポーズしましたね!

その後はSIer様でAWSの構築運用支援の案件です。1日10件以上問い合わせがきたり、AWSの仕様による制限でお客様からクレームがあったり、正直かなりしんどかったです…。ただ長期間対応していた問い合わせが綺麗にクローズできた時や、構築したシステムがリリースされた時は快感でした。


――ありがとうございます。みなさんAWS環境の経験者ですが、AWSに限らず特に好きな技術や得意な技術はありますか?
(重見)
Terraform(AWS), Ansible, Pythonあたりは得意です。今興味を持っているのは、プロジェクトマネジメントやインフラのコード化・自動化ですね。

(白川)
もともと経験が長いこともあり、監視設計は得意ですね。Apache,AWS,Weblogicも最近触る機会も多いのでイケると思います。

(竹内)
EC2,SystemsManager,IAM,DirectoryService,WorkSpacesあたりですね。特にWorkSpacesは社内環境をまるっと入れ替えようと目論んでたりします。笑


――まさに技術屋さんの会話ですね!そもそも、なぜ請負チームが立ち上がることになったんでしょう?
(重見)
一番の目的は、「みんなで楽しく働けるための事業を作る」です。シンプラインのメイン事業はSESで顧客常駐が主なので、たとえば子供が産まれたり親の介護が必要になったら、柔軟な働き方が難しい局面があります。
でも自社で請負をすればリモートワークやフレックス等の働き方を実現できる。それに、自分達で意思決定ができることが仕事のやりがいに繋がるんじゃないかと思っています。仕事上の裁量を持てる、やりたい技術を選べる、そもそも何のために働くかを選べる、といったところですね。


――SESにはSESの良さもありますが、たしかに請負ならでのメリットも多いですね。請負チームのコアミッションとは?
(重見)
請負事業の成功、きちんと事業として立ち上げることがミッションです。そのためにはエンドユーザ様と直接請負契約を結んで、システム開発ができるようになることが必須です。
いずれは事業自体を収益化し、自由な働き方を作ることに繋がります。正直課題は山積みです。
ほぼゼロからのスタートなので、社内の環境も整備されていない。今までの実績もなく、どうやって顧客開拓をしようか?が手探り状態なんです。営業の増木さんとも協力したり、SESで活躍している大島さんにもヘルプしてもらっています。


――なるほど。他にはどんなミッションがありますか?
(重見)
社内の環境整備も必要だと感じています。過去の対応案件やナレッジを共有していくことですね。例えば社内Wikiを作ったり。皆それぞれ色々なことを対応してきているのに、ナレッジとして蓄積されにくくなってしまっています。単純にもったいないじゃないですか?私達が率先して整理して、社内のノウハウに誰でも簡単にアクセスできるようになったら良いなと思っています。


――期待しています!どんなチームにしていきたいですか?
(重見)
私にとっては「楽しく働ける」がすごく大切なので、やりがいのあるチームにしたいです。具体的にはプログラム(コード)で問題解決したりする「エンジニア集団」を作りたいですね。

(白川)
Love&Peaceの精神で、きちんと結果を出せるチームにしたいです。結果を出して初めて働き方の自由等、権利を主張できると思うので…。

(竹内)
自分達で学んだ研鑽した技術を形にして、社内に還元するなり市場に還元するなりできるチームですね。
せっかく学んだことであれば、やはりアウトプットしたいです。


――ありがとうございます!直近の取り組みを教えてください。
(白川)
ちょうど今、Zabbixの案件対応をしています。流通業界のお客様で、監視の設計~テストまでがスコープです。監視対象は10~15台ぐらいなのでボリュームはそこまでではないですが、チームとして初めての案件なので是非成功させたいです。
もう一つは請負ではないんですが、MSP取得を目指しているSIer様に常駐し、構築実装の支援業務も入ってきています。この案件を無事完了させて実績を作れれば、請負に繋がりそうな気がしています。


――社内にも請負チームに期待している人も多いです!社内、社外の方に向けてメッセージをお願いします!
(竹内)
立ち上がったばかりのチームなので、良くも悪くも方針をこれから決められるチームです。やりたいことがある方、チームビルディングしたい方、是非ジョインしてください!

(白川)
…一緒にスケボーしましょう!

(重見)
みんなが楽しく働ける場所、このチームをそういう場所にするために頑張ります。共感していただけたら、応援お願いします!

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