こんにちは!Tです。
数字のセンスってありますか?
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以下のキャンペーンを見てどう感じますか?
「50人に一人が無料のキャッシュバックキャンペーン実施中
いま、XXXをお買い上げいただくと、なんと50人に1人の割合で購入金額がキャッシュバックされるという驚きのキャンペーン!」
これは ANA (全日空)が2001年の終わりに打ち上げたキャンペーンを引用したものです。
全日空では「日本全国どこでも、全路線全便50人に1人は無料です!!」というキャンペーンを行ないました。

では、このキャンペーンで会社に実質どれぐらい経費がかかっているのでしょうか?
「数字のセンス」がある人であれば「たった2%」の割引をしているだけということが分かると思います。
98人が通常の料金を払っていると仮定をすれば、たったの2%割引です。
多くの人が利用する飛行機という性質を上手に利用した見事なキャンペーンだと思いませんか?

もしアナタが会社の上司であったならたったの2%割引で大々的に利用者の口コミになるのであれば、
やらない理由が余りないですよね?

もちろん「割引率」以外にも「ビジネスの形態」、「キャンペーンの適用範囲」、「手続きの負荷」などいろいろと考えないといけないものはあると思いますが、
キャンペーンなどのアイデアを提案する時には「数字のセンス」を一ついれると説得力も納得感もあがり、皆さんの評価も高くなるのではないでしょうか?

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