いいですね、今朝の駅のホームを包む
「GWが終わったなんて、にわかには信じがたい」という
何とも言えない感じの雰囲気。
「五日もあったのに…わしは、わしは何をしとたんじゃああ」という。
当然、ぼくも、するめみたいな顔してホームに突っ立ってました。
振り返ると、多分ですが毎年毎年「にわかには信じがたい」
ってやっている気がします。
成長がみられないどころか、年々往生際が悪くなってきています。
でも現実はしっかりとした足どりで僕らを会社に運びますね。
素敵です。
さて
「皆さんはどのようにGWを過ごされましたでしょうか」
というような文章を書くのが何とも苦手で、
だいたい、無意味な文章をこねくり回して
果たして自分が何を書いているのか、どこに行きたいのか分からないまま
正気を失う2秒前くらいに「公開ボタン」をぽちっとしとるわけですが、
今回はすこし書きたいことがあって書きました
僕は映画がまあまあ好きで、劇場でも、
レンタルDVDでも見ているわけなんですけれども
近所のレンタルDVDショップが個人経営から
チェーン店に変わってしまい、何だか見たいものがおいてないので
「ブラックホークダウン」「ハートロッカー」「フルメタルジャケット」
といった戦争をモチーフにしたDVDをヘビーローテーションする生活が続いておりました。
でもさすがに鉄と火とマッチョばかりでは、文化的な生活から遠のいてしまいます。
ですので、よきところで、よくわからない作品をつまみ食いすることがあります。
最近それで「なんだかヒットしたわ」という感じの映画がありました。
ウォールフラワー
手に取ったきっかけは「ライ麦畑の再来と呼ばれた小説の映画化」みたいな
キャッチコピーが書かれており、学生当時「ライ麦畑よんだら多少恰好がつくだろう」と
本を買ったはいいが、ほとんど読み進めずに、「百年の孤独(ガルシアマルケス)」
の隣に、積んだ、にがひおもひでのある僕は
パッケージの若干の地雷臭に負けそうになりながらも、
壁の花ってタイトルもどうなんだよ、どうなんだよ、という感じもありつつも
ある種の供養のような気持ちで、借り受けてきたのです。
まあ、題材的には鬼のように類似した作品が
掃いて捨ててもまだ売る程存在する
思春期を背景にした青春映画だったですし
同じタイミングで借りてきた、同じく小説原作の「悪童日記」
が原作への思い入れが強すぎて、相当不発だった勢いも借りていますが、
何だか何かを感じさせてくれた映画でした、
うん、一ミリも伝わらないですね。
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