kajixです。
昨日国会で、野田首相の所信表明演説に対する代表質問がありました。
私はその中でも、自民党の古川禎久議員が質問した内容に深い感銘を受けました。
特に古川議員も警鐘を鳴らしている、国防に関しては大いに議論しなくてはいけないように思います。
現在日本は周辺諸国の脅威に晒されています。
中国・韓国・北朝鮮・ロシア…
特に中韓露に関してはここ3年の間に我が国固有の領土を侵略する為、数々の挑発行為を繰り返しています。
端を発しているのは日米関係悪化による、日米安保条約の不安でしょうか。
今日本では戦後レジームからの脱却どころか、戦前への状況へ後退している気さえします。
近いうちにとんでもないことが起こるのではないでしょうか。
昔、中国が三国時代に魏・呉・蜀で争っていた頃、蜀の丞相であった諸葛孔明が、北伐を非難する宦官たちに
こう言ったことがあります。
宦官「国民は戦つづきで疲れはててございます
戦いが終われば暮らしも楽になり、国民すべてが以前のような栄耀がみられまする」
孔明「なんたる小児病的な発想だ」
宦官「小児病的発想ですと!それは少し言葉がすぎませぬか」
孔明「ならば聞こう、我らが戦いから手をひけば魏はせめてこぬか呉が戦を持ちこんでこぬか
好むと好まざるにかかわらず敵は蜀内に入ってくる
すると戦場はこの蜀国内となる
国内まで攻めこまれて国が守れると思うか
家は戦火に焼かれ略奪陵辱のうき目に会い、家も国家も蹂躙され民は奴隷に落とされる
その惨禍は祁山(北伐の重要地点)に出て戦う百倍もひどいものとなろう
そち達はそれでも目先の楽を選ぶと申すか」
とまぁ、現代は戦争だけが国を守る手段ではないですが、孔明の言う事ももっともだと思います。
結局孔明亡き後、蜀は滅亡してしまうのですが…。
日本は戦後戦う力を奪われ、アメリカに頼るしか自国を守る手段が無くなってしまいました。
このまま日本が国防を真剣に議論せず、自国を守る気概を出さなければいつか日本は蜀と同じように
無くなってしまうでしょう。
国民ひとりひとりが考える時にきているのかも知れません。。
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