スタッフAです。
サルの話をします。
初めに本記事におけるサルの定義をします。
アレがサルです。
サルを肩に乗せている人のことを「サル置き場」と呼びます。
自分の肩に乗っているサルには、
餌を与えたり、毛づくろいをしたりして、
適切な世話をした後に野に放ちます。
野に放つまでに、元のサル置き場と行き来させたり、
違うサル置き場を経由させる必要がある場合も有ります。
クリティカルなサルと、
クリティカルでないサルと、
どちらか分からないサルがいます。
クリティカルなサル以外には、
献身的に世話をしてもあまり評価されません。
「サルの世話が好きなんだね」と片付けられて、頭の中が真っ赤になります。
(まるでサルのお尻のようにね!)
サル置き場を持たないサルがいます。
誰にも存在を認識されていないサルと、
存在は認識されているけれど「誰かが肩に乗せるだろう」と放置されているサルが主です。
そういったサルを「目があったから」という理由で拾っては、
「捨ててらっしゃい」と言われるのが僕の常です。
たくさんのサルを肩に乗せていると仕事をしている気になりますが、
大抵の場合気のせいです。
自分しかこのサルを世話できないと思い込んでいるだけで、
他のサル置き場でも元気にやっていけるはずです。
クリティカルでないサルの毛づくろいを一所懸命にやっていると、
自身がサル化する危険性があるので注意が必要です。
地べたで干からびているサルを何匹か見かけては、
「このサルは前、あの人の肩に乗っていなかったっけ」とひとりごちます。
ひとりごつだけで済まなくなりそうなときには、
日光東照宮のあの3匹のスタイルを踏襲します。
サルの数や優先度や体調を管理する、
つまりサルのマネジメントをする、
略してサルマネという言葉を思いつきましたが、
特に続きが思いつきませんでした。
とりあえずあそこに置いておこう、
とされがちなサル置き場がどの現場にもいます。
いつもサルを抱えているので、
サル保持大統領と呼ぶことにしました。
サル固辞大統領になって欲しいと思います。
サルとの付き合い方における三か条を考えました。
(安易に肩に)乗せざる
(必要以上に世話を)焼かざる
(野生のサルと目を)合わせざる
難易度が高いです。
最後に「サルのワーク性」という抱腹絶倒のとても面白い洒落を考えつきましたが、
やっぱり続きは思いつきませんでした。
****
…という文章を書き上げたので、
あとは「公開」ボタンを押せば、
毎週金曜日に僕の肩に乗ってくるサルを野に放つことができます。
こっそり家に連れて帰って世話をしたりしましたが、
取り立ててクリティカルというわけではないサルなので、
もう野に放ちます。
あまり構ってやれませんでしたが、
元気でやっていって欲しいです。
(みどりあしという名前をつけました)
サル置き場Aからは以上です。
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