皆様こんにちわ
天ぱです。

今回は、モスバーガー×ITというテーマのお話を致します。

まず
モスバーガーを取り上げた理由ですが、
・私がバーガーチェーンの中でモスバーガーが一番好き
・日本生まれのハンバーガーチェーンであることからです。

ITって本社勤務の方しか必要ないのでは?
という疑問を持たれるかと思いますが、実は店舗でも使用されております。

まずモスバーガーは全国の契約農家から野菜を調達できる体制を整えました。
このとき問題になったのがトレーサビリティでした。
企業として減農薬・減化学肥料を打ち出す以上、生産者からの自己申告に頼るわけにはいかず、
どの野菜に何の農薬をどれだけ使ったのか、きちんと管理する必要があったのです。

当初は、担当者が手作業で台帳を付けていましたが、だんだん追い付かなくなり、
パソコンで管理しましたがそれも難しくなり、2003年頃システム的にサポートしてほしいと要望があったそうです。
そこで、野菜ごとの農薬使用量や散布頻度などを、国の規定を参考にして独自に設定し、個別管理できる仕組みを開発しました。

システムを開発した事により、食材のトレーサビリティが可能になり、安心・安全な野菜を供給できるようになったのです。
さらに、収穫した野菜は、その日のうちに集荷業者の元に集められ、発注に応じてどこの農家の野菜が出荷されるか決定します。
そのデータを受けて本部が出荷指示を返すと、生産者情報を記載した紙が出力され、これを野菜に添付して店舗へ運んでいます。
店舗スタッフはその紙を見て、野菜の産地と生産者を確認し、毎朝、黒板に記載しているのです。

皆さんがモスバーガーでよく目にする黒板や
農薬を気にせず野菜やお肉を食べられているという当たり前は、
実はITによって実現されているのです。

今回はここまで

また2週間後に記載いたします。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

TOP