こんにちは!Tです!

「段取り」は、もともと歌舞伎の構成や展開のことを示す言葉だったといわれています。
今ではもっと広く、さまざまな分野で物事を行う順序や手順、準備のことを指す言葉として使われています。

仕事の計画、段取り、準備といったテーマが語られるとき、「優先順位づけを明確に」と言われることが多いです。
仕事の重要度や緊急度をはっきりさせて、どれから先にやるか、どれを後回しにするかを直ちに判断し、効率的に進めましょう、という具合です。

確かにそうなのですが、実際に働いている人に話を聞いていると、一番多いのは「どれも重要で緊急度が高い時はどうすればいいのでしょうか」という質問です。

「そうは言っても、もう時間が無い。どっちをやるか、どっちを諦めるかを決めないといけないんです」…実際に優先順位づけが求められるのは、そういう差し迫った場面です。
ほとんどの場合、上司に相談して決めてもらうことになるでしょう。

で、基本的に段取りというのは、そういう差し迫った場面が起こらないようにするためのものです。
うまく段取りがつけられれば、優先順位で悩むことはなくなります。

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