スタッフAです。
今回のテーマは「返答」について。
最近、「ラジャー」と「ウィルコ」という2種類の返答の仕方を知りました。
どちらも相手の指示・命令といったものに対して
了承の意を示す返答であり、
同じ意味を持つように思えますが、
両者にははっきりとした違いがあるようです。
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まず「ラジャー」について。
実生活ではあまり使う機会はありませんが、
映画やアニメなどでは聞き馴染みのある言葉です。
なんとなくその言葉が意味するところは推測できますが、
改めて確認すると、
「あなたの指示を聞き取れました」というニュアンスなのだそうです。
それに対して「ウィルコ」は、
Will complyの略であり、
「あなたの指示を実行します」という意味合いを含むとのこと。
言ってみれば「ラジャー」は相槌に毛が生えたようなもので、
「ウィルコ」でない限りは指示に対する実行は保証されていないということです。
**
どちらの返答も日本語をあてるなら、
「了解」
「分かりました」
「承知しました」
といったあたりが該当するでしょうか。
ビジネスの場でも頻繁に使われる言葉ですが、
相手が言った「分かりました」が、
果たして「ラジャー」なのか「ウィルコ」なのか、
双方の認識がずれているとよろしくない事になりそうです。
頼んでいたタスクが完了していないと思ったら、
相手の「承知しました」は「ラジャー」だった。
「ラジャー」のつもりで「了解です」と返答したら、
頼んでいた業務が終わっていないと叱責された。など。
***
ひとまず「分かりました」というワードが出れば、
なんとなく場がうまく収まった気はするのですが、
その時点で認識の違いがあると後々に与える影響が大きかったりします。
多少くどかろうと、
相手に面倒くさがられようと、
「あなたの言っている意味はこういうことですよね?」
「◯日までに実施してくれるということで間違いないですよね?」といった、
認識のずれを無くす試みが不可欠であると考えます。
相手とよっぽどツーカーの仲でなければ、
都度想像力を働かせて、
認識のずれが生じ得ないかを考えることが必要だと日々思っています。
出来ているかは別の話です。
****
今度返答として「ウィルコ!」と発言してみようかと画策したのですが、
喜々としてバンドの話をされても困るなぁと思いやめることにしました。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/wilco/
こちらからは以上です。
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